PPV スーパー・ショーダウン 2018 試合結果【前編】

(更新日:2018年10月7日)

会場:オーストラリア:メルボルン・クリケット・グラウンド

【SMACKDOWNタッグ王座戦】ニュー・デイ(コフィ・キングストン&エグザビア・ウッズ) vs ザ・バー(シェイマス&セザーロ)

コフィ・キングストン ○ (フォール) ● セザーロ
※バックスタバー&フットスタンプ。ニュー・デイは王座防衛に成功。

【SMACKDOWN女子王座戦】ベッキー・リンチ vs シャーロット・フレアー

終盤、ボストン・クラブをなんとかロープに逃れたもののフラフラのベッキーはベルトを手にして試合放棄の構え。しかし逃さないシャーロットがベッキーを捕らえてリング内へ。

怒涛のラッシュで8の字固めを決めたシャーロット。ロープまで遠いベッキー、しかし近くにベルトを発見。

シャーロット・フレアー ○ (反則) ● ベッキー・リンチ
※ベルトで殴打。ルールにより王座は移動せず、ベッキーは王座防衛に成功。

怒ったシャーロットは退場しようとするベッキーを追いかけ襲撃。しかしベッキーの返り討ちにあう。

悪態をつかないアライアス

暗転したリングにアライアスとケビン・オーエンズが揃って登場。ミスだらけのギター早弾きを隣りで見つめているオーエンズ。それでもなんとか弾き終えたアライアスに場内は大歓声。

世界中を転戦し、アメリカ全土を横断し、サウジアラビアにもロンドンにもパリにも南アフリカにも行ったが、ここオーストラリアほど俺を愛してくれる場所はない、とアライアス。再び場内は大歓声。

俺の大親友だ、とアライアスに紹介されたオーエンズが喋り始めようとするも、場内はオーエンズの名も連呼して大歓声。なのにメルボルンを罵倒するオーエンズ。

興奮して怒鳴り始めたオーエンズをなだめるアライアス、さほど悪態もつかないまま2人の漫談は終了。

ジョン・シナ&ボビー・ラシュリー vs ケビン・オーエンズ&アライアス

久々に試合復帰のシナは、JBLみたいな髪型になってた。

ジョン・シナ ○ (フォール) ● アライアス
※ライトニング・フィスト。

観客の反応を見て先発をラシュリーに譲ったシナ。そのラシュリーが長時間捕まり、観客からのシナ・コールが増え始めた終盤にようやくタッチ成立してリングインしたシナは、

「You can’t see me基本ムーブ」
「5ナック・シャッフル」
「AA」
「ライトニング・フィスト」

の4つだけで試合を終わらせる。最後の技はここ最近出すようになった新技で、両腕を自分の胸でクロスさせるポーズをしてから裏拳気味に放つおふざけパンチ。

超省エネファイトで勝利したシナ。登場時間は1分満たず、汗もかかず、髪も乱れず。

リング上でマイクを持ったシナ、「感謝の言葉を伝えたい」「WWEは常に俺の帰る場所だ」「俺の人生は変わりつつあるが、俺がWWEで育ったことは決して忘れていない」「未来のことは分からないが、今は7万人の大観衆の前に立っている、もっと声を聞かせてくれ」「この記念すべきオーストラリアのイベントで俺を応援してくれてありがとう」などの言葉を述べる。

アスカ&ナオミ vs アイコニックス(ペイトン・ロイス&ビリー・ケイ)

オーストラリア出身のアイコニックスは地元に凱旋。「ここで試合が出来るなんて思ってもみなかったわ」「故郷に戻ってきたわ!」と嬉しそうに語る2人に大歓声。地元を罵倒するヒールお馴染みのパターンを出さず、アスカ&ナオミの打倒を宣言して無難にスピーチをこなす。

一方のアスカは入場時の舞いシーンが大幅カットされ、続くナオミのテーマ曲で共に入場。リングインしてナオミと一緒に踊り狂うが、蛍光コスチュームを着ていないためほとんど映らず暗闇の中で消える。唯一、髪の毛の一部だけが光っていた(最近グリーンに染めたのはこのためか)。

ペイトン・ロイス ○ (フォール) ● ナオミ
※合体攻撃。

ビリーがナオミを抱え、頭部にペイトンがニー・アタックを浴びせてフォール勝ち。アイコニックスが勝つと思ってなかったのか、勝利の直後に観客は一斉に立ち上がって大喜び。

アイコニックスの2人はリング上で何度もハグし、目を潤ませる。

【WWEヘビー級王座戦(ノーDQマッチ)】AJスタイルズ vs サモア・ジョー

中盤、テーブル上へのスーパープレックスを狙ったジョー。しかしスタイルズは逃れてジョーを担ぎ、そのまま倒れてテーブルに叩きつける。この攻防でジョーは左足を負傷。

ここからスタイルズはジョーの左足を集中攻撃。蹴りだけでなく、エプロンからの450スプラッシュも左足を狙うなど徹底的に攻める。

AJスタイルズ ○ (タップ) ● サモア・ジョー
※カーフクラッシャー。スタイルズは王座防衛に成功。

※全試合レビュー・後編はコチラ

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