コーディ・ローデス夫妻、アダム・ローズの退団が発表されました

5月初旬に続く退団発表

5月初旬、キング・バレットやダミアン・サンドウなど8名との契約解除がWWEから発表されましたが、今度は3名の退団がWWE公式サイトにて発表されました。

スターダスト（以下、コーディ）は、5月21日に自身のTwitterアカウントで「WWEとの契約を解除してもらうよう申し出ている」と公表。WWE側はコーディの申し出を聞き入れ、Twitterでの公表から数日後に契約解除を発表。コーディはWWEを正式に退団しました。

コーディはスターダストとして最近もWWEネットワークのCMに登場していたことから、退団の申し出は団体側からすれば突然のことだったと推測されますが、メディアによればコーディのWWEに対する不満は以前から募っていたのではないかとされています。

コーディの異母兄であるゴールダストは特に退団するなどの情報はなく、今後もWWEに残留するようです。

コーディの妻で、リングアナウンサーを務めていたエデン・スタイルズは、夫コーディがWWEを退団した直後の5月24日、自らもWWEに対して契約解除を申し出て、夫コーディと共にWWEを退団することになったようです。

直近ではPPV「エクストリーム・ルールズ」でも普段通りの笑顔でリングアナウンサーを務めていました。その直後に退団を申し出たとのことですから、こちらも急展開だったようです。

エデンの退団により、現在リングアナウンサーはリリアン・ガルシア1人だけになってしまいました。時々ジョジョがリングアナウンサーとして試合前にコールしていますが、今後はジョジョも本格的にリングアナウンサーとしてトレーニングを始めるのでしょうかね。

アダム・ローズは出場停止処分や逮捕もあった

アダム・ローズに関してはここ最近でいろいろ複雑な動きがありました。

まず4月16日、ローズにウェルネス・ポリシー違反があったとしてWWEは60日間の出場停止処分を発表しています。

これを受けてローズは4月20日に声明を発表。「自分は間違っていない」「主治医に処方された薬を正しい手順で飲んでいただけだ」とし、WWE側の処分について異議を唱えていました。

続く5月3日には自身のTwitterに主治医の手書きメモを撮影した写真を掲載。処方されていた薬の名前が記載され、この薬を服用していることをWWE側は何年も前から知っていた」とコメントを加え、潔白を主張していました。

ところが5月11日、ローズはドメスティック・バイオレンス（DV）など複数の容疑によりフロリダ州の自宅で逮捕されています。これを受けて同日、WWE側はローズの出場停止処分を60日間から無期限に延長したことを発表。

そして5月23日、ローズはWWEから退団することになったと発表されました。WWE側が発表した声明によれば、ローズ自らが契約解除を申し出たとされています。

パーティー好きなギミックでWWEデビューし、ヒール転向してからローザ・メンデスと恋愛ギミックを始めたもののローザが妊娠しちゃって自然消滅。その後に独り語りのコーナーをもらったけれど不発。さらに「ソーシャル・アウトキャスト」を結成したもののパッとせず、タイトル戦線にも全く絡むことなく、なんだか寂しいWWEでのキャリアとなってしまいました。