ボビー・ヒーナン死去、IC王座挑戦者決定など、RAW#1269時点での情報を更新しました

RAW#1269(日本では9月28日(木)初回放送)時点での最新情報をサイトに反映させました。

ボビー・ヒーナン死去

WWEさん(@wwe)がシェアした投稿

WWE殿堂者のボビー・ヒーナンが9月17日に亡くなったと発表されました。享年73歳。

今回のRAWでは番組中に彼の追悼映像が流され、ビンス・マクマホン、ステファニー・マクマホン、リック・フレアー、ダニエル・ブライアン、ミック・フォーリー、シェイマス、クリス・ジェリコなど多くのWWE関係者による追悼ツイートも紹介されました。

「ザ・ブレイン」の異名で知られ、現役時代はAWAで活躍。WWEでは悪党マネージャーとして有名で、PPV「レッスルマニア3」ではアンドレ・ザ・ジャイアントのマネージャーとして出場していました。

喋りが達者でマイクアピールも上手く、RAWの第1回放送から1年間にわたり実況席にて解説を担当。WCWに移籍して「マンデー・ナイトロ」でも解説を担当するなど、長きにわたりアメリカのプロレス業界で活躍。2004年にWWEの殿堂入りを果たしました。

ボビー・ヒーナンのご冥福をお祈りいたします。

PPVでのIC王座戦と挑戦者が決定

オープニングで登場したGMカート・アングルの話を邪魔するようにミズトラージュの3名が登場。前回PPVに続き次回PPVもIC王座戦が組まれていないことについて「王者への敬意がない」とGMアングルをミズが批判。

これを受け、今回のRAWでIC王座挑戦者決定戦を4ウェイ戦で組んだとGMアングルが発表。参戦者はマット・ハーディー、ジェフ・ハーディー、アライアス(アライアス・サムソンから改名)、そしてジェイソン・ジョーダンの4名。

「アングルの息子」であるジョーダンを参戦者に含めたことで再びミズがGMアングルを批判しているところでジョーダンが登場し、「父をこれ以上侮辱すると許さない」とミズを挑発。この流れでミズトラージュのカーティス・アクセルとボー・ダラスも挑戦者決定戦に参戦させることが決定し、4ウェイ戦から6パック戦へと変更されました。

試合はジョーダンがアクセルにフォール勝ちし、PPV「ノー・マーシー」のIC王座戦はミズvsジョーダンに決定。試合後にはミズが乱入してアクセル&ダラスと共にジョーダンを襲撃し、KOしています。

なお、ミズの妻マリースは前回RAWで妊娠したことを発表しましたが、今回RAWには登場しなかったので産休に入ったのかもしれません。

RAW女子王座戦も人数変更に

PPV「ノー・マーシー」のRAW女子王座戦は4ウェイ戦形式で、王者アレクサ・ブリスに対し挑戦者ナイア・ジャックス、サーシャ・バンクス、エマの3名が決定していました。

ナイアとの親友ストーリーが崩壊した後も懲りずにナイアとの和解を模索したアレクサでしたが、ナイアは拒否。今回のRAWでシングル戦が組まれ、ナイアにビビリまくったアレクサが闘わずに逃亡を図ったところ、PPVで対戦するサーシャが登場して逃亡を阻止。結果的にリング上でナイアがアレクサにフォール勝ちで決着。

試合後にサーシャがナイアを襲撃するものの返り討ちにあい、アレクサも再び歯が立たず。ここで負傷欠場していたベイリーが復帰し、サーシャ&アレクサと急きょ共闘してナイアを合体タックルで吹っ飛ばす、という見せ場を作って会場を盛り上げました。

ベイリーの親友サーシャは復帰に喜びハグ。共闘したことで調子に乗ったアレクサが二人の手を挙げて共に喜びますが、直後にサーシャが蹴りを入れ、ベイリーには投げを決められ、場外に落ちたアレクサは半泣き、というオチでした。

アレクサはルックスも良いですがコミカルな言動や行動が笑えて憎めないため、ヒールでも人気があるでしょうね。

PPV「ノー・マーシー」の4ウェイ戦には新たにベイリーの参戦が追加され、5ウェイ戦になることが発表されています。

レインズが「パートタイマー」シナを猛批判

PPVでジョン・シナとシングル戦を闘うことになったロマン・レインズ。両者とも絶対的ベビーフェイスでありながら会場では大ブーイングを浴びる(声援を送るファンもいる)という共通点があります。

今回のRAWをシナは欠場し、レインズのみが登場してリング上でマイクアピール。この中でレインズはシナを批判する材料として2012年当時のシナがザ・ロックに対して痛烈批判するマイクアピール場面をスクリーンで流しました。

ドウェイン・ジョンソンとして映画業界で大成功をおさめていたザ・ロックがWWEに電撃復帰し、2年連続で「レッスルマニア」のメイン戦でロックvsシナのシングルマッチが組まれていました。

当時ロックは映画撮影などの合間をぬってWWEのPPVやRAWに時々参戦しており、これをシナが猛烈に批判。自分は毎週リング上で「フルタイム参戦して」闘っているのに対し、ロックは「パートタイマー」だ、そんな奴に負けるわけにはいかない、というのがシナの主張。最後には「PPVで会おうぜ、映画俳優さんよ」とカメラ目線で挑発し、マイクを投げ捨ててリングを去っています。

この映像を流したレインズは、あの当時にロックを大批判していたシナが現在は「パートタイマー」と化している現実を突きつけ、シナは詐欺師だと糾弾。当時のシナの真似をして「PPVで会おうぜ、映画俳優さんよ…いや詐欺師か」と言ってからマイクを投げ捨てるというパフォーマンスを演じました。

観客のレインズに対する反応はブーイング一色にはならず、むしろいつもより好意的だったため、PPV直前での今回の挑発パフォーマンスは成功だったのかもしれません。だからと言ってシナへの声援が減るとかいう単純な話ではないですけどね。

ちなみに2012年当時シナと抗争していたロック(ドウェイン・ジョンソン)は実生活でレインズの親戚だ、というのも今回の挑発に関するスパイスになっています。

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