シールド再結成の道、ミッキー挑戦権獲得など、RAW#1271時点での情報を更新しました

RAW#1271(日本では10月12日(木)初回放送)時点での最新情報をサイトに反映させました。

クルーザー級王座戦線が変動

前回PPV「ノー・マーシー」でネヴィルを破りクルーザー級新王者となったエンツォ・アモーレ。レフェリーの見ていないところで急所蹴りして勝利するという卑劣な決着により批判も集まっていましたし、今まで人気者だったエンツォにブーイングも飛び始めていました。今にして思えばそれも布石だったんでしょうね。

前回RAWで祝勝パーティーを開催する際、他のクルーザー級選手たちの嫉妬からくる襲撃を恐れ、GMのカート・アングルに「今日俺を襲撃した奴は王座挑戦権を剥奪する」という確約を受けたものの、クルーザー級の全選手が見つめる中でネヴィルに襲撃されました。RAW放送終了後にはストローマンが登場してエンツォに攻撃を加え、その後にクルーザー級の全選手がエンツォを集団攻撃していた映像が今回のRAWで流されました。

この数日後にクルーザー級専門番組「205 Live」に出演したエンツォは松葉杖をついて登場し、ネヴィルの試合に乱入して松葉杖で襲撃。これによりエンツォはヒール転向、ネヴィルはベビーフェイス転向となっていたようです。

今回のRAWでは再びリング登場前にGMアングルと交渉し、今回自分を襲撃したクルーザー級の選手はWWEを解雇するという確約を受けていました。

リング上に登場して選手だけでなく観客をも罵倒するエンツォ。ネヴィルたちクルーザー級の選手たちが登場してエプロンに立ちエンツォを威嚇するものの、自分に触れた選手はWWEを解雇されるという強みを得ているエンツォは選手を次々と罵倒。

ここでGMアングルが登場し、WWEを解雇されるのでクルーザー級の選手たちは誰一人としてエンツォに触れられないという条件を認め、しかしクルーザー級に新たに加入した選手についてはその条件から除外されるとして、クルーザー級に加入した新メンバーのカリストを呼び込みました。カリストがリングインしてエンツォをサリダ・デル・ソルで成敗しています。

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カリストのマスクや風貌が変化していたので、カリストの選手情報で画像を変更しました。エンツォとネヴィルのポジションチェンジも合わせてヘル・イン・ア・セルまでの勢力バランス図にも反映させています。

シールド再結成を示唆

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前週にストローマンと対戦して完敗したアンブローズに続き、今週はタッグパートナーのセス・ロリンズがストローマンと対戦。しかし試合後、セザーロ&シェイマスに襲撃され、救出に駆け付けたアンブローズもセザーロ組に圧倒されてしまいます。

一方、前週にレインズをコテンパンに襲撃してシールドのポーズを真似たミズ&アクセル&ダラスのユニット「ミズトラージュ」。今週はレインズとのIC王座戦が組まれました。

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シールドの入場シーンをパクって観客席から登場したミズトラージュ。対するレインズは前週に襲撃された怒りが収まらず、試合開始前にアクセルとダラスを襲撃。場外へと逃げた二人を追い掛けてイス攻撃で滅多打ちし、前週の報復を果たすと共にミズのセコンドを排除することに成功。

試合はレインズがフィニッシャーのスピアーを狙ったところでセザーロ&シェイマス組が乱入したため反則決着。ミズと結託したセザーロ&シェイマスはレインズに対して各自のフィニッシャーを浴びせ、失神しているレインズに対してシールドの決め技だったトリプル・パワーボムまでをもパクり、ダウンするレインズの上で拳を突き合わせて、あくまでもシールドを挑発してみせました。

バックステージで痛みに悶絶していたレインズのところにアンブローズ、そしてロリンズが来訪。無言で互いの顔を見合わせた三人は頷き合って再び別れます。シールド再結成の道が開いた瞬間でした

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それまでいつも通りレインズに対してブーイングを浴びせていた観客が、控室で三人が集結した様子を見て大興奮し、「シールド!」と名前を叫び続けていたのがとても印象的でした。少なくともシールドを組んでる間、レインズへのブーイングは減ることでしょう。

先週のレビューで「シールドの相手がミズトラージュではインパクトが弱すぎる」と書きましたが、ミズ&セザーロ&シェイマスを対峙させることにしたようです。ミズトラージュよりはいいけど、それでもインパクトが弱いなあ…。でも他に現在、シールドに対峙できるユニットがいないですからね。仕方ないのかな。

あとはTLCでシールドを再結成させるのも、なんだかもったいない気がします。せめて来年4月のレッスルマニアまで引っ張ってもらいたかった。レッスルマニアは再びシングル路線に戻すのかもしれません。

TLCの後にはブランド対抗のPPV「サバイバー・シリーズ」が待ってますので、おそらく最低でもそこまではシールドを引っ張るのではないかと予想しています。昨年のサバイバー・シリーズではレインズとロリンズがRAW所属、アンブローズだけがSMACKDOWN所属で、そのアンブローズはAJスタイルズと抗争中でした。

そのスタイルズを成敗するため、本来はブランド対抗の敵同士だったはずのレインズ&ロリンズとアンブローズが一瞬だけ手を組み、スタイルズを実況席へのトリプル・パワーボムで沈めたのが昨年のサバイバー・シリーズにおける最大の名場面となりました。今年は正調の、本物のシールドが見られるようです。

ミッキー、女子王座の挑戦権を獲得

前週RAWでアレクサとリング上で対峙し、「年寄り」の挑発を受けてビンタを浴びせたミッキー・ジェームズ。

今週も年寄りイジリは続き、控室に大人用オムツを贈られていたことに腹を立てたミッキーは犯人をアレクサだと断定して控室に直行。しかし控室から出てきたのはナイア・ジャックス。

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親友関係を解消してアレクサを裏切ったはずのナイアは、再びアレクサの親友に戻ったようです。この辺りの女子部門のストーリー構築が本当にテキトーなんだよなあ…。

ナイアの背後から出てきたアレクサはミッキーに対してナイアとのシングル戦を要求し、ミッキーは受諾。試合は終盤でアレクサが乱入したためミッキーの反則勝ち。その試合をGMアングルが高く評価し、次回PPV「TLC」にてアレクサの持つRAW女子王座への挑戦権をミッキーに与えました。

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ワイアット、別キャラ登場を示唆?

PPV「サマースラム」で悪魔に変貌したフィン・ベイラーに敗れ、次のPPV「ノー・マーシー」ではノーマルなフィン・ベイラーに敗れ、2連敗したブレイ・ワイアットですが、懲りずにベイラーとの抗争は継続しているようです。

ベイラーがリング上で「出てこい」と挑発したのに対し、いつものようにスクリーンで登場したワイアットは「アビゲイルは生きている」と告げ、顔を白くペイントした別キャラの登場を示唆するような映像を流しました。

今年の3月頃、ワイアット・ファミリーに加入していたオートンが突如ファミリーを裏切り、ワイアットの館に放火して全焼させるという場面がありました。あの場面によりアビゲイルの魂は死んだことになっていたようですが、生きていたんだそうです。まあ、そこツッコミ入れても仕方ないのでそういうことにしましょう。

悪魔の顔を持つベイラーに対し、別の顔で対抗しようとするワイアットですが、もともと狂気じみたキャラクターのワイアットが、顔を白塗りにしてどう変貌するのでしょうか。

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