レインズがミズの毒牙に、エンツォ制裁など、RAW#1270時点での情報を更新しました

RAW#1270(日本では10月5日(木)初回放送)時点での最新情報をサイトに反映させました。

レインズ、次はミズと抗争か

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オープニングのミズTVにゲストとして招かれたのは、前夜のPPV「ノー・マーシー」でシナに勝利したロマン・レインズ

ホストを務めるミズは自らのユニット「ミズトラージュ」について、「5年前に結成されていれば、お前たちのシールド(レインズ・ロリンズ・アンブローズが過去に結成していたユニット)よりも強かった」と豪語。鼻で笑ったレインズが対戦を要求すると「俺には妊娠した妻がいる」と意味不明な言い訳で逃亡しようとするミズ。しかし登場したGMカート・アングルにより試合は受理。

ノンタイトル戦で行われた試合はレインズが勝利したものの、試合後にアクセル&ダラスが乱入し、ミズトラージュ全員でレインズを制裁。イス攻撃で滅多打ちにした後、3人で拳を付き合わせる往年のシールドの決めポーズを真似してレインズを挑発しました。

最近になってロリンズとアンブローズが和解してタッグ結成&タッグ王者になったこともあり、シールド再結成(1試合のみも含む)が現実味を帯びてきています。レインズとアンブローズはシールド崩壊直後から「兄弟タッグ」を組んでいましたし、レインズとロリンズもロリンズのベビーフェイス転向後にタッグを結成した時期があったので、障害は何もなくなっています。

しかし、ミズTV内のインタビューでレインズは「彼等(ロリンズ&アンブローズ)と俺は別の道を進んでいる。俺が闘うのはユニバーサル王者レスナーだ」とあくまで(現時点での)別路線を強調しました。

まだロリンズがヒールだった頃、PPV「サバイバー・シリーズ」などで瞬間的に再結成したことは何度かあったシールド(3人で合体パワーボムを決めた後、調子に乗ったロリンズがレインズ&アンブローズにシバかれるという定番オチでした)。

ロリンズがベビーフェイス転向した辺りで、近い将来にシールドの正式な再結成はあるかも…とは思ってました。次回のレッスルマニアなど大舞台で1試合限定のシールド再結成という線があるかもしれませんが、問題は対抗する3人ユニットが誰なのかということ。

シールド崩壊前、最後に抗争していたのは伝説のヒールユニット「エボリューション(トリプルH&オートン&バティスタ)」でした。試合に敗れたエボリューションが内輪モメして、バティスタが「じゃあ辞める」と告げてWWEを去り(そして『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に出演するなど映画界で大成功)、バティスタの抜けた穴を補填するためトリプルHの打った作戦が「ロリンズのシールド裏切りと権力者チームへの加入」であり、これによりシールドは崩壊、という流れでした。

仮にシールドがレッスルマニアなどで復活したとして、抗争相手がミズトラージュでは正直インパクトが弱すぎます(ミズたちには失礼ですが)。今回のレインズとミズの因縁勃発がどういう展開になっていくか、良くも悪くも注目しましょう。

ジェフ・ハーディー負傷

先日行われたIC王座挑戦者決定の6パックス戦において、コーナーからの合体スーパープレックスを放った際にジェフ・ハーディーが受け身に失敗して右肩を負傷した様子が映像で流されました。

今回のRAWでジェフはセコンドとして登場しましたが、診断結果は「手術が必要で、復帰まで4〜6ヶ月を要する」という重傷だったようです。おそらく今後欠場するはずですので、勢力バランス図は欠場状態に変更しておきました。

また前夜のPPVにおいて試合中のアクシデントにより前歯2本を折って大流血したセザーロは、折れた歯が歯茎に入り込んでしまい、こちらも手術が必要な重傷だったようですが、シェイマスのセコンドとして番組に登場していました(ひと言も発しなかったですけどね…痛いだろうなあ)。セザーロが今後欠場するかは不明なので、勢力バランス図はそのままにしています。

シナ、即時の引退は否定

前夜のPPV「ノー・マーシー」でレインズに敗れた後、レインズの手を挙げて勝利を称えたジョン・シナ

レインズが退場した後もリングに残ったシナは、コーナーに座り込んで物思いにふける表情を見せたり、観客を見渡しながら感傷的な仕草を見せたり、退場時に2回も敬礼ポーズを見せたりと、何やら「これが最後」をほのめかすような行動に終始。察した観客から「ありがとうシナ」チャントまで飛び出しました。

PPV終了直後のトークショーに出演したシナは、「今夜の会場は俺が初めて王座ベルトを獲得した場所なんだ」と感傷的になった理由の一つを説明。

今日で最後なのか、という質問に対しては「今日が終わりではない」と即時の引退は否定しつつ、「俺も40歳、出来ることは限られてきている」「次の世代へのバトンタッチをする必要を感じる」と発言。映画出演などによる番組出場の減少は最近見られていましたが、今後は更に減少するかもしれないことを示唆していました。

次の挑戦者はミッキーか

PPVでの5ウェイ戦で4人の挑戦者(ベイリー、サーシャ、ナイア、エマ)を退け、勝利してRAW女子王座を防衛したアレクサ・ブリス。RAW#1270でリングに登場し、もうRAWの女子部門全員を倒したので敵がいなくなった、と豪語。

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ここでPPVに出場しなかったミッキー・ジェームズが久々に登場し、前夜のPPV終了直後に言い放ったミッキーへの悪口をここでもう一度言いなさい、と挑発。

「あなたを尊敬してるわよ」などとごまかし続けたアレクサでしたが、ミッキーの挑発に負けて「あんたは年寄り!」と再び言い放ち、ミッキーからビンタ2連発と蹴りを喰らって失神。今回のアレクサはコミカル要素弱めでした。

ミッキーが登場する前、アレクサはスピーチで観客を罵倒した際に「まだ登場もしてないアスカのデビューに期待するなんてアンタたちはバカだ」みたいなことを発言し、これに盛り上がった観客に対して「そういうとこがバカだって言うのよ!」と再びキレてました。

RAWもSMACKDOWNも女子部門はマンネリが常態化しており、SMACKDOWNがPPVで選手5人によるタイトル戦を組んだと思ったら今回はRAWが選手5人によるタイトル戦という切り札的カードを連発し、次はどうすんだよ、とツッコミ入れたくなるような展開が続いています。そんなものはレッスルマニア級のPPVですべきことなのに。女子の扱いが雑なんですよ。

ここでアスカを投入できるRAWは心強いですが、おそらく次回のRAW単独PPV「TLC」でアスカが登場するまでの繋ぎとしてミッキーがアレクサと抗争することになるのかもしれません。普通に考えたらミッキーが王座奪取する可能性はないのですが(もしミッキーが新王者になるならアスカはヒールとしてRAWに来ることになるし)、こちらもどうなるか注目です。

余談ですが、エマの新テーマ曲がAmazonなどで配信開始されたので当サイトのテーマ曲ページに反映させました。テーマ曲ページ「ア行」からダウンロードできます。

エンツォ、クルーザー級部門で孤立か

クルーザー級に転向したエンツォ・アモーレは、前夜のPPVでのタイトル戦で反則攻撃からネヴィルにフォール勝ちし、新王者となりました。

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レインズvsミズの試合よりも後ろに組まれたエンツォの祝勝パーティー(番組の最後に持ってくるなんてどういうこと? と不思議でならなかったですが)。そのパーティー前にエンツォはGMのカート・アングルに対して「俺がタイトルを獲ったことで選手たちの嫉妬が怖い。今夜の祝勝パーティーはイヤな予感がする。もし俺を襲撃するクルーザー級の選手がいたら、そいつは挑戦権を剥奪してくれ」と要求。

エンツォの要求を受諾したGMアングルはエンツォに対して「しかし、お前はいつもウザいな」と発言。これも今後の何かに対するネタ振りなのかもしれません。

そして番組最後に組まれたエンツォ祝勝パーティーで、ベルトを持参したエンツォは調子に乗って前パートナーのキャスや前王者ネヴィルに対して罵倒を連発。更にクルーザー級部門の専用番組「205 Live」についても「俺が出演したことで人気が上がった」と自画自賛。

これを受けてステージ上にクルーザー級部門の選手たちが登場。しかしエンツォはリッチ・スワンやジャック・ギャラハーなど人気選手を次々と小馬鹿にして反感を買う発言に終始。さらに遅れて登場したネヴィルをも挑発。

怒ってリングインしたネヴィルに対し、エンツォはGMアングルから受諾された「襲撃した者は王座挑戦権を剥奪する」ことを証明する用紙をちらつかせてネヴィルを制止。しかしネヴィルは無視してエンツォを襲撃。逃げようとしたエンツォをステージ上の全選手が阻止し、ネヴィルの制裁を助ける形となりました。

これまでエンツォはクルーザー級に転向する前の時点でも「カラダは小さく弱いけどクチは悪い」というキャラのため、いろんなヒール選手から制裁ばかりされてきましたが、クルーザー級王者になっても全員を敵に回すような展開になったことで今後どうなっていくんでしょうね。

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